先に書いておきますと、息子は元気ですのでご心配なく!
先日、我が家にとって大事件が起きました…
息子が救急車で運ばれたのです。
息子はもちろん、私も初めての救急車…
とにかく怖かったです。
救急車を呼ぶまでの流れ。
お昼頃から体調不良のようでした。
お昼頃から少し気分が悪そうだった息子。実際に吐きはしないもののオエッっとなってたんですね。
お昼ごはんもほとんど食べなかったので体調が悪いんだろうなぁと。
でも走り回って遊ぶ元気はあったので、そこまで心配しておらず様子見。
その後お昼寝をして起きてきた息子。
ちょうど実家の両親が来ていて、父がおつまみを食べながらお酒を飲んでたんですが 「そのおつまみ」を一口食べたようで口の中の異変を訴えて来て。
食感が好みじゃなかったのか、元々体調が悪かったのもあってなのか モグモグしてる時点で吐き気を催したようでそこで1回嘔吐したんです。
その時点では
「お昼から体調悪そうだったからなぁ」
位に思ってたんですね。
その後もずっと抱っこマン。
ヒップシートがここでも大活躍する事に…▼
グズグズでずっと抱っこしてたんですが、ここで息子に異変が…
目の周りに蕁麻疹が出てきた。
嘔吐後30分ちょっと経った頃かな…左目の周りにポツポツと小さい蕁麻疹が出てきて痒そうにし始めました。
この時点で、
「あれ…アレルギー??」
の疑惑が。
父が食べていたのはナッツの詰め合わせで、息子が食べたのはカシューナッツだったのです。
母は看護師なので、息子の様子を見てもらって
「これはアレルギーかもね…」
なんて話してて。
蕁麻疹も左目の周りにポツポツ程度だったのでグズる息子を抱っこしながらテレビを見てたんですが、あれよあれよと増えて行く…
「これはヤバそう。小児科に行こう。」
と判断しました。
医療機関が見つからない!!!
かかりつけの小児科はアレルギー科もあるのでちょうどいい!が、休診日…
タイミング…
他の小児科も当たってみたけど、症状を説明すると
「うちでは診れないので皮膚科やアレルギー専門の病院を受診してください」
や、
「子供のアレルギーは診る事が出来ません」
と数件断られてしまい途方に暮れる…
そんな事をしてるうちにますます広がる蕁麻疹、グズる息子。
この時点で顔が腫れあがり、目も腫れちゃって半分位しか空いてない程の状況になってました。
スマホで病院を検索するにもグズグズな息子を抱っこしながらの検索は限界がある。
私も動揺してて上手に検索も出来ない…
(両親に関してはスマホでの検索は戦力外。)
そしてどんどん悪化する蕁麻疹。
どうしよう…
もう本当にどうしたらいいのかわからず若干パニックでした。
若干どころじゃないな…
ある番号を思い出す。
救急の相談で咄嗟に思いついたのは【#8000】
出典:厚生労働省
※実施時間は各都道府県で異なりますのでこちらからご確認ください。
でも「#8000」って休日・夜間の相談なんですよね…
一度利用した事がありました▼
この時点でまだ#8000は時間外だったのでどうしたらいいもんかまたまた途方に暮れる…
その次に、違う番号がある事を思い出した!
#7119に電話してみた。
ふと「確か急な病気で相談できる番号が他にもあったはず…」
と思い出して。
ネットで検索したらすぐに出てきました。
それが
#7119
です。
#7119とは📄
急な病気やケガをした場合に、「救急車を呼んだほうがいいのかな?」、「今すぐ病院に行ったほうがいいのかな?」など迷った際の相談窓口として、「東京消防庁救急相談センター」を開設しています。
東京消防庁救急相談センターでは、これらの相談に相談医療チーム(医師、看護師、救急隊経験者等の職員)が、24時間年中無休で対応しています。
出典:東京消防庁
東京消防庁救急相談センターでは、これらの相談に相談医療チーム(医師、看護師、救急隊経験者等の職員)が、24時間年中無休で対応しています。
出典:東京消防庁
※ ただし全国で実施しているわけではないようですのでご注意ください。
出典:東京消防庁
HPを見てみたら
「医療機関をお探しの方」
って書いてある!!!
「良かった!ここで病院を紹介してもらおう!!」と思ってすぐに電話してみました。
電話相談の流れ。
パニック状態だったのもあり、記憶が曖昧な点もありますが…医療機関を紹介してくれる通信員の方に症状を伝えたら、症状が症状だったので すぐに相談看護師に替わってくれました。
看護師さんに症状が出るまでの経緯を説明をし、アレルギーの可能性がある事を伝えると
「救急車で病院に行きましょう。」
「119に繋ぎますのでこのままお待ちくださいね。」
とそのまま救急に電話を繋いでくれて、救急車で病院に行く事になったのです。
最初は「え!?救急車!?」と思ったけど、それ以上に、「良かった…診てもらえる…」と安心しました。
両親と娘に「△△(息子)、救急車で病院行く事になった。」と伝えたら娘、
「こわいーーー!△△ーーー!!(涙)」
って泣き出しちゃった…
そうだよね、救急車で運ばれるのってなんでか怖いイメージがあるよね…
もちろん娘は連れて行けないのでじじばばとお留守番してもらい搬送先の病院に向かい診察してもらいました。
私は注射とか点滴をするのかと思ったけど、幸い呼吸器系への症状はなく、蕁麻疹のみの症状だったので塗り薬をもらって終わり、翌日に かかりつけの小児科を受診しました。
#7119を利用してみて。
今回、かかりつけの小児科が休診だった事・他の医療機関に断られてしまった事でどうしたら良いのかわからなくなり…そしてどんどん悪化する蕁麻疹…呼吸器官に異常が出たらどうしようと心配でたまらなかったです。
「救急車の適正利用」が社会問題になってるのもあり、すぐに119に電話して良いものかって悩むところなんですよね…
今回、医療機関を紹介してもらおうと利用しましたが、結局看護師さんが救急車での搬送を判断してくれてそのまま手配をしてくれて本当に本当にありがたかったです。
幸い、蕁麻疹のみで大事には至らなかったわけですが 病院を探してる時は
『この子に何かあったらどうしよう…誰か、お願い、助けて…』
って生きた心地がしませんでしたから…
病院を紹介してもらったところで平常心で運転できたのかどうなのか…
上述した通り、全国で実施しているわけではないのがとっても残念…
もちろん24時間年中無休で医師・看護師を常駐させる等の体制を整えるのは相当大変なのだと思います。
しかし、いざという時に助けを求められる場所があるのって本当にありがたいと感じた出来事でした。
各自治体でどのようなサービスがあるのか、一度確認しておいても良いかもしれません。
東京都にお住まいの方は、ぜひ #7119 を覚えていてください。
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